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書評ブログの継続を難しくさせる3つの困難と克服法。

公開日: : 書評ブログの作り方

最近はもっぱらブログに書評をたくさん書いているわけですが、これは、とにかくアウトプットを自分に義務づけて、情報発信能力を高めようと決意した結果です。文字数をたくさん書くことは、かなり前から意識していましたが、4000文字はなんなく越えるようになり、最近では1日1万文字を目指しています。1つの記事は4000文字~5000文字を目指しています。

1日4000字のコンテンツで修行しよう「新・いますぐ本を書こう!」 ハイブロー武蔵
1日1万文字プロジェクト「書くことはトレーニング」だ。

書評ならネタがないということはありません。1冊につき1ネタ、1記事を出していけるので、テーマが選びが楽になります。その一方で書評ならではの難しさが徐々に見えてきて、同時にそれを克服するノウハウが貯まってきたので、そんなことを語ってみたいと思います。

書評ブログの難しさ

実は私が2006年にブログを開始した頃に、ブログ上で繋がっていた人の多くは書評ブロガーでした。なので、いつかは、書評ブログをやってみたいと思っていました。何度も運営を試みて、何個もブログをつぶしました。(5回以上は書評ブログを作ろうと意気込んだことがあります)

今になって、ネットリテラシーやシステム周りの知識も少しずつついてきたので、ようやく書評ブログに参入しました(正確に言えば、このブログを書評にしてしまって、いろんなものごった煮のブログを作り始めました)これから書評ブログをやってみたい人のために、私が何度も躓いたポイントを少しあげておきます。

仕入(購入)資金が不足していた

Antiquarian bookstore.Antiquarian bookstore. / MIKI Yoshihito (´・ω・)

お金は大事です。お金がないと本も買えません。

新鮮な書評を書くためには、今、話題の本や、新刊をどんどん扱っていく必要があります。しかし、当然、書籍代には限りがあります。当時、私はブックオフ専門だったので(しかも100円棚)、プロパー棚から落ちてくる本といえば、もうすでに旬を過ぎた本ばかり、今更ブログに書いてもどうよ・・・というものばかりでした。

ひたすら「古本」をもとに書評を書き続けた時期がありましたが、ベストセラー本で、しかも数年前の本をあらためて検索する人も非常に少なく、手応えがなく、ついに書評ブログを閉鎖しました(一時期は書評メルマガも作ってました・・)

そこで大事な教訓を得ました。書籍は、情報(コンテンツ)の価値が大事なので、やはり旬を過ぎれば、多くその本に関心を持つ人はいなくなっていきます。これはしょうがないことですね。

なので、今度書評ブログを開始するときには、新刊、もしくは、今でも高い価値を誇る本を積極的に購入したいと思うようになりました。

今になって、これができるようになったのは、ネット古本屋だった経験です。

アマゾンを使えば、買って売ってが非常に容易です。しかも、ヤフオクも使えば基本的に売れないものなどありません(値段を欲張らなければ)この2つの市場の特徴を利用して、買って売る、買って売るを繰り返すことで、ほとんど書籍購入代はかからなくなりました。正直に言えば、ちょっと得するくらいです(せどりの経験値が生きています)。私の書評用口座は順調に増えていまして、何のためらいもなく本をアマゾンで購入できる環境を作ることができたというわけです。

それで、以下のように、自分で購入経路をわけています。

・アマゾン=新刊・値下がりしていない本・マケプレで販売
・ブックオフ=100円~数百円本・ヤフオクで販売
・ヤフオク=まとめ買い(雑誌のまとめ買いなど)・ヤフオクで再転売

新刊本屋さんで購入することは滅多にないです。マケプレ価格がすでに下落し始めている本を買うと処分に困るので、だいたいはアマゾンの価格をチェックしながら新刊は買うので。上記の3つの経路を意識するといくらでも本を読むことができます。最初は仕入資金を3万円くらいから始めましたが、現在では仕入口座が順調に増えています。

自分で本を買って、売って、ほとんど、せどりと同じですが、自分で読むもの、書評のためのもの、目的が違えば、すがすがしく本に向き合うことができます。一時期は、私は本が全部お金に見えてしまい、根っからの読書家なのに、そんなふうに本を見てしまう自分を呪ったモノです。

いまはすがすがしい気持ちになりました。ここにたどりつくまで5年も、6年もかかっているわけです。人生は甘くないですね。購入資金・仕入資金の確保の仕方に関するこのノウハウはどこかで提供したいと思います(書評ブログやりたい人が絶対ひっかかるところでしょうからね)

何のために書くのか?がはっきりしていなかった

Paul Bourget  (LOC)Paul Bourget (LOC) / The Library of Congress

どんなコンテンツにも目的がありますが、自分が何のために書評ブログを作るかを理解していませんでした。

これには答えなどありません、自分だけが答えをもっています(と考えられるようになりました)。

本来、書評というのは、商業的なモノで、本に関心を持ってもらい購入を検討させるための寸評です。だからこそ、ある程度目の肥えた書評家が求められていました。あまり、これは理解されていませんが、フツ~、評価する人は評価される人より上です。評論家というのは、ある一定の実績があってそれに基づいて、講釈するわけです。

この一般的な理解が、書評ブログを継続するのを妨げていました。

良書を読めば読むほど、自分のような知識の浅薄なものが意見を公にして良いのだろうかと悩んだものです。それぞれの世界に専門家がいて、その専門家を評価する立場になれるほど、自分は知識があるのかいな?って。それは、それで健全な思考だと思うのですが。

ただ、考えすぎってのもありましたね。自分のブログに書評を発表するのは、書評雑誌に依頼されて書評を書くのとは全然違いますし、いわば自分のお庭なのだから、自分勝手にやっていいのだと思えば、楽に書けるようになりました。

何より、いろいろな人生経験を積むことで・・

自分の中に専門とする「軸」ができたことが大きかったようです。

というのは、私は様々な分野の書籍を読むわけですが、必ずしも、その分野の専門家ではありません。しかし、コンテンツメーカー(サイトを作って収益化・アフィリエイト・コンテンツ販売)では自分なりの実績を持つようになってきました。その立ち位置から、読んだ書籍を評価し、役立つ点を書き記し、自分の意見を言えるということに気づいたわけです。

たとえば、オリンピックの解説者は必ずしも同じ分野での競技者である必要は無く、むしろ、何らかの分野(スポーツ)でそれなりの経験という「軸」をもっていれば良いのです。その「軸」にそって解説することで、オリジナリティが生まれます。

市販の書籍で、様々な自分のコンテンツを発表できる人が、ネットでも自分で売るルートをもっているかというとそうでもない。というか、全然そうじゃないですよね。ところが、私は苦労しましたが、自分で集客し、自分で枠を作り、ペイパルで販売するという一連の流れ、あとは文字媒体だけではなく、音声・動画コンテンツなどを作るスキルが、今は備わるようになりました。その経験から、その分野の「専門家」という立場から、書籍というコンテンツに対して、自分の意見を公にすることはできるのです。

いちおう発信する際の自分なりの方向性はあり、基本は、

コンテンツメーカーとして、コンテンツを生み出すために役立つ知識を広げるために本を読んで、また、アウトプットしています。

また、これは私の語彙ですが、

ネット自営業を成立させるためのマインドや具体論なども多くインプットします。同時にアウトプットします。この中には健康やライフハック、時間の使い方なども含まれます。

自分がアウトプットすればするほど、知識は洪水のように頭の中に入ってきます。あふれ出すように、コンテンツの質も上がることを経験してきました。単に、良い本を読んだから紹介文を書こうというような目的ではなく、自らの理想とする「コンテンツメーカーとしてネット自営業で生きる」という目的、その軸に沿って、発信するために書評を書くのは全く苦ではなくなりました。

もっとも良くないのは、お金のためにブログを更新する目的で、アマゾンアソシエイトで本を売ってやろうとか、アドセンスでで一儲けしようとか考えるだけで、それ相当の成果(自分が思い描くモノ)がないとすぐに挫折しやすくなります。もっと、目的がないとだめ!ってことなんでしょうね。

ちなみに、そういう「欲」を捨てると、ブログで月数万を稼ぐというのは絶対に実現可能です。前述のアマゾンやヤフオクを上手に使いこなす方法を合わせると「1円も使わずに本を山ほど読み、なおかつ毎月数万稼ぐ」のような、面白いことを実現することができます。

私がこれまで接してきた方の多くも、特に数十万を稼ぐ必然性がある人は少なく、むしろ、自分を偽らないで(または無意味な作業をしないで)お小遣いを稼ぎたい・・というくらいの方が多かったので、このノウハウは興味があるのでは?と自負しています。

「書く」トレーニングをしてこなかった

Arm CurlsArm Curls / personaltrainertoronto

書くというのは、トレーニングしなければ伸びない力です。

話すより、よっぽど、思考力を駆使します。考えが曖昧なままでは、文字にしてアウトプットすることはできません。これは齋藤孝さんの書籍で学びました。

書評ブログでトレーニング「原稿用紙10枚を書く力」 齋藤 孝

私は文字を書くのが苦にならないタイプだと思います、自分でも。ただ、それでもネタが出ないときには苦心しました、何も出てこないので、ブログを放置してしまうこともありました。今考えてみるとトレーニングが足りなかったことに気づきます。

重いバーベルを上げようと思ったら、それ相応のトレーニングを積まないと持ち上げられるわけがありません。ネタがないと書けないわけですから、つまってしまうと、困ります。もう強制的に書くためには1日1冊と決めて、とにかく書き続けることなんです。私は、夕食後の2時間ほどを執筆の時間に充てて、とにかく書けても書けなくても書いています

これを続けることで長文を書き続ける力が徐々に育っています(まだまだ、読める文章にはなっていません)これからも研鑽し続けたいと思っています。下準備をこなせば、夜の数時間に、1万文字を書くことも十分可能な地平が見えてきました。日々限界に向かって進んでいこうと思っています。

書評ブログの続け方に関してはこれからもたくさん書いてみようと思っています。

書評のコツです(怪しさにあふれていますw)

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