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(書評)ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果 ゲアリー・ケラー (著), ジェイ・パパザン (著), 門田 美鈴 (翻訳)

公開日: : プロの仕事術, 書籍


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ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果 [単行本]
ゲアリー・ケラー (著), ジェイ・パパザン (著), 門田 美鈴 (翻訳)

内容(「BOOK」データベースより)
やるべき仕事は、常に「1つ」だ!日々、膨大な仕事量に追われ、右から左にこなしていく―そんなやり方では大きな成功は望めない。「ココ!」という1点を見つけ、そこに力を集中すれば、あとはドミノ倒しのように目覚ましい成果がもたらされる。仕事の「ココ!」の見つけ方と、その攻略法。

では、いってみよ~~~

成功はドミノ倒しに似ている

この本では一貫して、仕事での成功を「ドミノ」に例えている。 最初の1個を倒すと次から次へと、その効果が波及し
気がつくと考えもしなかったところまで達するドミノ。

仕事で成功するコツは、ドミノ倒しのように、重要な1個を倒すこと。その1個を倒すことでインパクトがある仕事を集中的にこなすこと。それだけに集中すること。そこにあるというわけだ。

ただ、ドミノの場合は、並べ方にコツがあるわけで、単に適当に並べたドミノであれば、先頭の1個を倒しても途中でおそらく頓挫してしまう。どのように、次から次へと効果が波及していくようにするか それがとっても重要なのだろう。

仕事にたとえれば、優先順位というわけだ。 ありとあらゆるタスクがある時代だし、みんなマルチタスクで仕事を常に抱えているから・・
どの順番で並べるか。 この1個を片づけることで、他もグラグラと動くんよ。そういう並べ方に頭を働かせる必要がある。

結局のところは、仕事の効率と言うのは自分の価値観・優先順位などがもっとも大事なのだ。人間は単に生産性を極限まで上げる機械ではない。1日は24時間で使えるエネルギーにも限界はあるから、自分にとって何をもっとも大切にしたいのかということが大事。ここを決めずに働きだすなら、ドミノの最初どころか、ドミノ自体が成立しない。

「ひとつ」のことに絞るべき理由

私たちの持っているリソースには限界があるから。自分の時間やエネルギー(意志の力さえ)有限なのだ。突出した成果を上げたいと思うなら、莫大な時間とエネルギーをそこに費やす覚悟が必要だ。

有名な話だけれど、1万時間ルールというものがある。若くしてプロになるバイオリニストは天性の才能とか、環境とか、それはともかくとして費やしている時間が1万時間に達していると言う。1日平均3時間、365日休まず、それを10年間続けて・・ようやく1万時間だ。

ゲアリー・ケラーが提唱するのは
もっとも大切な仕事に1日に4時間費やすこと。
(できれば朝・午前中)

仕事の場合だと週5日×50週と計算して250日。毎日4時間集中して、ひとつのことを極めるなら・・ プロ(突出した成果を上げる)になることができる。というわけだ。

とすると、その貴重な時間を、、、、

・ネットサーフィンをしたり
・アフィリエイトでブログを量産したり
・転売をしてみたり・・

いろいろなことをとにかく手掛けてみるわけにはいかない。それが、自分の目標値にしっかりかなっているのであればそこに取り組む価値はあるのだけれど・・もし、単にちょっと収入を得たいくらいの動機なのであればむしろ、自分の貴重な時間を浪費してしまっている・・。そう理解しなければならないくらいだ。

一つのことに集中しなければ・・そう思うことは、よくあるけど、なぜそうすべきなのかが腹に落ちる気がする。 ほかのことをやっている暇は無いからなのだ。

著者のゲアリー・ケラーについて

普通はこの手の本を書くのは、ライフハックの専門家だったり、
ブロガーだったりして、

とにかく、ブログを書くのがお仕事みたいな人で
いまいち説得力に欠けたりする。
あとは、机上の空論・・みたいに感じる。
(ブロガーは机上だけで済むけど、現実のお仕事は厳しい)

しかし、著者は不動産業界で成功した社長であり、
実業を持つ社長が、この手の明快な仕事術を
ノウハウ化できるというのがすごい。

明快な理論の元に進むので(そして著者に実績があるので)
すんなりと、学べる良書だ。

あと、数度、繰り返して読もう。
(気持ちが散り始めた時には読むべき本ですな)

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