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「時間が無い」は恥ずかしい言葉!侮れない1日15分仕事術の効用

公開日: : 時間管理, 書籍

これでも「時間がない」と言いますか?

できるやつはそういうこと言わないことはわかっているのですが、いつでも「時間が無い」「時間が無い」とつぶやいています。一時期は30分刻みで計画表を作ったりしました。貧乏ヒマ無し。とにかく、いつでも動いていないと気が済まない。年長の友人には「マグロだね、止まると死んじゃうやつ」と揶揄されもしました。

そんな私の目を覚ましてくれた一冊です。

1日15分でうまくいく「できる人」の時間活用術

「目標」を明確化する。

なぜ、持続できないのでしょう? ・・・ ほんとうの理由は1つです。それは、「目標」がきちんと見えていないということです。 もし、あなたが、ゴールのないマラソンを走り続けろと言われたら どうなるでしょう? これほど、つらいことはないのではないでしょうか。 はっきり言って拷問と言っていいでしょう。ゴールという「目標」が見えなければ、挫折して当然なのです。 「目標」があり、そこへ近づいていく喜びがあって、 初めて、「持続」は可能になるのです。(P14-15)

私の場合、目標が無いわけではないのですが、邪魔する要素が多すぎるようです。とにかく、あれもこれもやりたい、やりたいことをたくさんやり続けているうちに、ゴールから遠くにそれていっているような気がします。目標を定めるだけではなく、適切な目標になっているかを考えることも必要です。

目標ではなく「願望」になっていないか?

というのは、刺さる問いかけです。「月30万稼ぎたい」とか「英語が話せるようになれたら」とか、こういう戯言(涙)は、目標ではなく、「願望」というそうです。それは、まるで「将来は寝ながらハワイで過ごせたら」みたいな、荒唐無稽な妄想と同義です。本当に目標を「目標」にするためには必要なことがあります。

それがこれ。

「目標」を構成している3つの大切な要素。

* 期限がある。
* 具体的
* 見える化

この3要素を満たして初めて、
「願望」を「目標」にすることができます。(P59)

私の場合、とくに弱いのは「具体的」であること。大仰な目標を定めても、実際に行うのは地味なことの連続。そのうちに飽きてくる、絶対飽きるわけですよね。わかっているわけですが、細かなステップまで落とし込まないうちに始めてしまうので、必ず挫折するわけです。最初の段階で、設計図ができていないと、最後まで行い続けられないのは目に見えています。

もちろん、何のために?ってのは必要なのですが、かなり目標が具体化していないと、続くものも続かないよねって話なのです。今まで、タスクノート(時間管理用ノート)には毎回目標を書いていたけど、どちらかというと「願望」に近いものだったと反省。

これからは期限と具体的を意識して、プロジェクトを「タスク」まで落としこんでみようと考えました。どのくらいまで、細分化するかというと、15分単位でできるタスクにまで落としこむわけです。これをざ~~と並べることができれば、あとはどんどんこなすだけ。ここまで小さく仕事をちぎっていないので、なかなか手がつかないというわけなのです。わかっているようで、なかなかできていないことだったので、この本を読んで発奮しました。

最近、つけているのはタスクノート(エバーノートでつけている)ですが、15分単位で行える仕事に、目標を細分化して記録しています。時間があるときには積極的にタスクを片付けに行きます。これがなかなか楽しいのです。こなす喜びっていうのかな。

1日15分の力

いやはや、1年に直すと91時間以上。必ず成功したいのなら、「1日15分ずつ」を、毎日欠かさず続けること。 15分という時間は、とても短いように感じます。 けれど、それは毎日続けると、膨大な量にもなります。

たとえば、1日15分、英会話のテキストで独学したとします。 1年=15分×365日=91時間以上、 英会話の勉強を続けることになります。 これは、週2回、1時間、英会話スクールに通うのと同じ時間量です。(P73-74)

1日15分を4回取り分けるだけでなんと365時間。10~15分くらい、ぽっかりと時間が空くことが、1日に何度かあります。 そんな時間を「コマ切れ時間」といいます。 コマ切れ時間は、1回分はささいなものですが、 積み重なると、膨大な時間量になります。 1回15分の空間が1日4回あれば1時間。1年間で365時間です。 365時間といえば、1日8時間労働であれば、 45日分の労働時間に値します。(P113)

ほんと、すごいよね。15分は侮れない。寒気すらしてきます。これだけの時間を無駄にしていたのかと自分を責めたくなりましたが、気がついた日が吉日です。今から始めればいいだけ。

1日15分を行う定期性さえあれば、語学の勉強でも仕事でも趣味でもなんでも極められることがわかります。私は、この本を読んでから、まず「目標」を15分刻みのタスクに分解することから始めました。本当に達成したいことなら、それくらい面倒くさくてもやる価値があるってわけですよね。(そこで、ふと気がついたのは、やりたいこと(目標)がたくさんあって、これに、あれに、と気が散っているということ。だから、成功しないんだなって逆に気がついてしまいました。)

まとめ
ほんと、時間を使うってのは、命そのものをどう使うかってこと。この苦しいくらい直球な正論に胸を突かれています。
ちなみにこの本、行間は広く、文字は大きく、15分で読めますw


1日15分でうまくいく「できる人」の時間活用術

これが箱田さんです。

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